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November 03, 2004

出来の良い部下

昨日は、部下に仕事を任せることについて話をしました。
ただ、それは、部下が自分よりも能力が低いという前提でした。

しかし、実際の場面では、
自分より能力の高い部下が下に付くことも多いです。

プロジェクトは、毎回、内容やメンバが異なるため、
どんなに経験を積んでも、新しい分野に挑む必要があります。
そのため、自分がそんなに詳しくない分野について、
責任を負わなくてはいけないことがあります。

そういった時は、自分の知識・スキル不足を補うために、
その分野に詳しい部下を付けることになります。

私の身の回りにも、そういったケースをよく見かけます。
ただ、うまく行っているケースとそうでないケースがあります。

うまく行っていないケースは、
以下の2つが原因ではないかと考えています。

 1. 分からない分野だからと部下に全て任せてしまっている
 2. 半ば素人の自分のやり方を部下に押し付けている

自分の知らない分野をコントロールするのは大変難しいです。
丸っきり任せてしまっては、
それがプロジェクト全体の目標に沿っているのか確認できません。
逆に、下手に指示を出しても、
それが間違った指示となっては意味がありませんし、
部下のやる気を削いでしまう可能性も高いです。

ポイントは、3つだと思います。

 1. プロジェクト全体の目的・動きを把握し、部下に伝える
 2. 部下のスキル・経験を正確に理解し、足りないところを把握する
 3. 部下同士の役割分担・育成を考える

自分と部下の違いは、そのポジションです。
部下はどんなに優秀であっても、その立場により、
プロジェクト全体の目的・動きについては、疎くなります。
そこで、部下の動きをプロジェクトに沿うよう
コントロールすることが重要な役割となります。

また、その分野に強い部下といっても、
全てに完璧な人材ではないはずです。
部下に足りないところを理解し、
部下の得意なところは思い切って任せ、
足りないところをフォローしてあげるようにすることが
部下との関係をうまくする秘訣です。

さらに、自分の部下が複数人いるときは、
負荷が平均化されるよう、また、他の人が育成されるよう、
チームマネジメントをする必要があります。
いくら優秀な部下でも、能力的にも工数的にも、
ひとりで全てはできません。
チームマネジメントは、
上司として最も大切な仕事のひとつだと考えます。

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